相棒

神戸尊刑事はやめるの?

テレビを持たない私、ネットの使いこなしもできず、世の中のことが以前に増してわからなくなった。というわけで、贔屓のドラマ「相棒」も観れず、神戸くんがやめることをさっきネットのなかで知った。エーッ! やめるなんて! テレビを買ったら真っ先に相棒…

「相棒」の視聴率

私の「相棒」好きは、私の友人知人はみんな知っている。ブログにもせっせと感想を書いていた。書かなくなってアクセスが五分の一、場合によっては十分の一に減ってしまった。そのくらい「相棒」は私の暮らしに影響していた、といっていいくらいだ。(ちょっ…

相棒 最終回SP「亡霊」

爆弾テロで死刑囚となっている左翼過激派「赤いカナリア」の元幹部、本多篤人(古谷一行)が死刑執行されたはずの日に、実は釈放される手はずになっていて、その企てに直接関与しているのが、現在上映中の劇場版相棒で亡くなった小野田(岸部一徳)の遺志(※…

相棒「陣川警部補の活躍」

「陣川警部補の活躍」って、なんだか少年探偵団の物語のようですが、陣川警部補(原田龍二)の思考と行動はまさに少年探偵団っぽいのです。でもそこが素敵なのです。面白いのです。そういう陣川警部補の人柄は、計算に長けた犯罪を企てる男(中村靖日)に、…

相棒「監察対象杉下右京」

右京さんが監察対象になり、担当の監察官は、米沢さん、伊丹刑事、神戸くんを次々に呼んで調査をする。この調査の経緯のなかで、ネット証券会社の社長が殺された事件と、その事件にまつわる右京さんの言動が浮き彫りになっていく。 監察官は、右京さんのひと…

相棒 再放送「通報者」

生活保護を受けて暮らしている母親と、息子の中学生と、幼い女の子の三人家族。その中学生が、夜間に自動証明書用写真を撮っていると恐ろしい悲鳴が。少年がのぞくと、今や女性がひもで占絞殺されるところである。急いで公衆電話に駆け寄り110通報をする少年…

相棒「右京のスーツ」

先週、今週、相棒は品性正しく節度のある愛情を深くもった人間が、狡猾な人間の巧妙な動きの前に品性正しいからこそずるく立ちまわれずに、結果犯罪を犯してしまうというドラマが続いた。私は目いっぱい社会派の相棒も好きだが、こうした人間の物語はもっと…

相棒ー劇場版 2ーを観に行く

気分を晴らしたいこともあって、思い切って念願の相棒 劇場版?を観に行った。 キャストは水谷豊/及川光博/小西真奈美/小澤征悦/宇津井健/國村隼/益戸育江/岸部一徳 そしていつものメンバー。映画館に入ると大きなポスターが張ってあり、こどもの頃大好きな映…

相棒「聖戦」を観る

主婦らしい女性が公園でブランコにのって漕いでいる。彼女は誰かを待ってるかに見える。ブランコから降りると、いかにも手持無沙汰な様子でベンチに座りビスケットを齧る。と、「あ」という感じで双眼鏡を目に当て、ある住宅の部屋をのぞくと、その部屋に向…

相棒「最後のアトリエ」

夭折の天才画家の最後の絵をめぐっておこった殺人事件を、杉下右京(水谷豊)と神戸尊(及川光博)が解いていく。 物語の中心人物、若かりし時代に天才画家と互いに信頼し合った友人であった画家に米倉斉加年が扮し見応えがあった。物語の展開そのものは、天…

相棒「顔のない男ー贖罪」感想とniftyニュースより『相棒』第2話が19.6%で今期最高視聴率を自ら更新(2010年10月28日(木)10時0分配信 オリコン)

顔のない男の続編、面白かったの一言に尽きます。 ゲスト主役の徳重聡は、多くの人間を救うために目の前の一人は殺してもいい、という信念のもと、冷酷な殺人を次々とやっていくのだが、結局自分に影響を与えた絶対権力者(津嘉山正種)に裏切られ滅びていく…

相棒 シーズン9「顔のない男」

やっと始まった相棒シーズン9。今回のゲスト主役徳重聡が、自衛隊の訓練のような(自衛隊かどうかはわからない。SAT?)環境のなかで、複数の隊員と過酷な訓練らしいことを行っているところから1話ははじまる。訓練の仲間か部下かわからないが、一人の隊員…

再放送 相棒「黙示録」

独房で死刑囚が病死する。この死刑囚は25年前の放火殺人の罪をかぶせられていた。刑が決まる頃には死刑囚が冤罪であることにうすうす気づいていた、逮捕した刑事、取り調べた検事、当時新人で自分では冤罪ではないかと思いながらも、どうすることもできなか…

再放送 相棒「還流〜悪意の不在」

本放送を観て面白かったが今日の再放送も熱心に観入った。 感想は本放送の時と変わらないので、その時の記事をもってきた。 http://d.hatena.ne.jp/maomao2008/20081030/1225321105 感想はかわらないが、気持ち的にはもっと強い思い入れを感じた。 右京さん…

再放送 相棒「複眼の法廷」

ここのところドラマや映画を観ようとテレビをつけても、眠くて眠くてしんどくてしんどくて最後まで観きれない。病気なのかただの怠け根性なのか。昨日の昼間、相棒の複眼の法廷をやっていて、これ三回目だなぁと思いながら観た。途中でやはり睡魔に襲われて…

相棒 再放送「相棒SP 特命」

相棒ファンの私には相棒ならどの回も面白いのだが、特にこの「相棒SP 特命」は好きである。完璧だと思っている。このモチーフって重く暗く描かれやすいと思うのだが、要所要所の的確なユーモアが陰惨にさせない。まず右京さんが聖書の営業マンとして現れるの…

相棒 今日の再放送「右京撃たれる!」「特命係最後の事件」と12月映画公開

今日の午後に、「右京撃たれる!」「特命係最後の事件」の二本の再放送があると知ってゆっくりと楽しんだ。やっぱり面白かった。相棒の面白さは回ごとのヒーロー、ヒロインも素晴らしいこと。 本放送で観たとき、長門浩之の閣下は物足りないと思ったのだけど…

相棒 再放送「ふたりだけの特命係」

29日に「ふたりだけの特命係」の再放送が。これを前から観たいと思っていた。生瀬勝久扮する連続殺人犯が起こす事件の発端や彼の背景を知りたかったのだ。だいたい予想通りの経緯だったが、生瀬さんの名演で迫力ある恐怖感を味わった。

相棒 シーズン8 最終回スペシャル「神の憂鬱」

国民にとって、げに恐ろしいことが権力によって企まれていたという物語(犯罪捜査に強力な力を発揮するでしょうが、こんなことが導入されたら、人間の基本的な尊厳はもはや自分のものでなくなる恐怖制度であろう。ちなみにタイトルの神は、この制度をつくり…

相棒「右京、風邪をひく」

何度もリピートしながら、そのたびにより前に戻り、観る人に出来事の真実をわからせる、というお洒落な構成で進んでいく物語。最初は、高価なペンダントを盗んでしまった老人と、その老人をはずみで殺してしまった男女の背景が、リピートされるごとにはっき…

相棒「怪しい隣人」

出演者全員が、「怪しい隣人」。右京さん(水谷豊)はその筆頭。 そしてそれぞれの「怪しい隣人」は、それぞれにオカシク、最初から最後まで笑わせてもらった。

相棒〜元日SP!「特命係、西へ!」

遅ればせながら感想のメモ。 新春のスペシャル「相棒」は、紅葉の美しい晩秋の古都・京都を舞台に、古の歴史を彩った主人公、織田信長、千利休、明智光秀、豊臣秀吉たちの運命をかえたと言い伝えられる茶器が現代に甦り、恐ろしい殺人事件がおこる。 歴史に…

相棒 再放送 ノアの方舟

本放送の時に観たのだが、それでも再放送があるとわかって夫の必要な介助などを早めに済ませてチャンネルを合わせた。ドラマの筋立てなどについては本放送で書いているので、今回は最も心に残ったことをひとつ書いておこうと思う。 私が相棒に惹かれるのは観…

相棒 8-9 「仮釈放」

出演:いつものメンバーのほかに井上和香 大橋てつじ 永倉大輔 監督:和泉聖治 刑務所に入っていた男・山部(大橋てつじ)が仮出所して更生施設に引き取られ、一日目に失踪するのだが、その調査を命じられた右京さん(水谷豊)と神戸くん(及川光博)。背景…

相棒 8-8 「消えた乗客」

<ネタバレしています>夜の街を走る一台の路線バス。ある停車場に停まる。ドアが開き降りる一人の乗客。「ありがとうございました」と礼を言う運転手(松田洋治)。次の場面。右京さん(水谷豊)と神戸くん(及川光博)の乗った乗用車。二人は、ドアが開い…

相棒 8-7 鶏と牛刀

出演:水谷豊 及川光博 岸部一徳 川原和久 山中崇史 山西惇 六角精児 小野了 久遠さやか 三井善忠 監督:東伸児 社会保険庁の保身第一主義によって起こされた事件を、右京さん(水谷豊)と神戸くん(及川光博)がいつもの通り鮮やかに暴く。 誰もが知っている…

相棒 8-6 フェンスの町で

家庭崩壊、両親の離婚、その背景に基地が影響している共通点がある二人の中学生少年が、基地を憎み、基地を爆発させようとする物語である。杉下右京(水谷豊)が少年の心のうちに彼流にとびこみ、推理力を駆使して爆発は未遂に終わるのだが、私の読み取り、…

相棒 8-5 背信の徒花

楽しみにしていた相棒であるが、夫が排泄に失敗し、後始末や就床の支度に手間取り、テレビを観始めた時にはもう半分過ぎていた。それで筋がさっぱりわからないので感想の書きようもない。でも気を取り直して、新聞の番組紹介を見ながらドラマを把握しようと…

相棒 8−4「錯覚の殺人」

今夜は冒頭から犯人が殺人を起こす。つまり視聴者は最初から犯人が誰かわかっているのだ。刑事コロンボ風ドラマである。こういうタイプの場合、重要なのは動機であるが、そこは『錯覚』をモチーフにして舞台はテレビ局、なかなか小粋な洒落た作りになってい…

再放送 相棒「ミス・グリーンの秘密」

本放送は9時から始まるので、就床したばかりの夫がまだ落ち着かない時間である。ベッドの柵につかまって起き上がったり、降りようとして見える場合もあるなど、ドラマに集中ができないことがあるのだ。 シーズン8から「よかったら一緒に観よう」というスタ…