相棒「顔のない男ー贖罪」感想とniftyニュースより『相棒』第2話が19.6%で今期最高視聴率を自ら更新(2010年10月28日(木)10時0分配信 オリコン)

顔のない男の続編、面白かったの一言に尽きます。
ゲスト主役の徳重聡は、多くの人間を救うために目の前の一人は殺してもいい、という信念のもと、冷酷な殺人を次々とやっていくのだが、結局自分に影響を与えた絶対権力者(津嘉山正種)に裏切られ滅びていく。
こうした尋常でないストイックな精神と誇りを慄然ともち世俗の善悪を超えて生きる男に相応しい完璧な鋼のような肉体とペーソスをもって、なかなか魅力的だったが、一点、惜しいと思うことがあった。

それは、苦悩の表情が、”甘い”のである。彼のような生き様の男が苦悩を見せるとき、他者を徹底的によせつけない怖いような拒絶感が必要な気がするのだが、徳重のその表情は愛する女性を目の前にしたような甘さが見え、それが残念でならないと思った。

niftyニュースによると視聴率もよかったようで祝!
http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/oricon-20101028-20101028-001/1.htm