相棒「陣川警部補の活躍」

「陣川警部補の活躍」って、なんだか少年探偵団の物語のようですが、陣川警部補(原田龍二)の思考と行動はまさに少年探偵団っぽいのです。でもそこが素敵なのです。面白いのです。

そういう陣川警部補の人柄は、計算に長けた犯罪を企てる男(中村靖日)に、コンビニで動向をちょっと研究されるだけで見抜かれてしまい、易々とはかりごとに利用されてしまいます。

はかりごとというのは、さる会社の会長の膨大な隠し財産を、会長の夫人(霧島れい:チョー美人!)とともに奪おうというもので、それには会長が金庫に入れているオルゴール=中にお金を得るに必要な口座番号のメモがなくてはいけないのですが、そこに会長夫人の悪徳不動産業者の元カレが絡んできて、また企ての男が陣川警部補をたぶらかしてオルゴールを、探させようとしますので、ややこしくなるのですが、そこは杉下右京さん(水谷豊)と神戸尊くん(及川光博)が鮮やかに謎ときをしていきます。