本やイベントの紹介

「長崎夏海の直球勝負」を読む(著者 長崎夏海/装丁 中川英祐/発行 プラス通信社/発売 影書房)

私が子どもだった時は、しょっちゅう騒動をおこしていた。ビールの王冠をつぶしてバッジにするために線路に置いたり、住宅の水道栓をあけて「噴水だぁ」と騒いだり、学童保育を抜け出して焼き芋屋」さんの手伝いをしたり、パトカーにのせてくれと交番の前に…

カメラを構える、撮る側の素顔を映し出したドキュメンタリー『311』が3月3日から公開

OurPlanet-TV http://www.ourplanet-tv.org メルマガよりカメラを構える、撮る側の素顔を映し出したドキュメンタリー『311』が3月3日から公開されます。昨年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映された際は賛否が大きく分かれた問題作。 『311』共同…

姜尚中著:あなたは誰? 私はここにいる

どの章も深く感銘を受けたが、特に、10章「受け入れる力」に項垂れた。 この「受け入れる」はもちろん受動的な意味ではない。何よりも能動的な自立を意味している。 イエスが十字架を受け入れて生きたように。 姜尚中氏もそう生きてこられたのだろうと、その…

最も仄かな光にこそ、あらゆる希望は・・・=姜尚中著:「あなたは誰? 私はここにいる」

「最も仄かな光にこそ、あらゆる希望は依拠しているのであり、最もゆたかな希望さえも、そのかすかな光からしか成りきたらない」。(第一章 / 第五章)

生きる【1】_マリアと五匹の子どもたちの長い旅(作:丘修三 / 絵:藤田ひおこ)

マリアは、生まれてまもなく、雨の中谷川に捨てられた猫である。谷川から出てなお冷たい雨に濡れながら、光を求めて斜面を懸命に這い上った。そして、丘の上の白い家に住むみすずのお父さんに救われた。みすずのお父さんとお母さんは、捨てられたネコやイヌ…

本:死にたい老人 読後感想2・・・生きててください! ずうううっとずううううっと生きてください!

前回、断食をして死のうとする行為にキョトンとするばかり、というようなことを書いたのだが、でもこの本、最後まで読んでいくと、だんだん深いシンパシーを感じてくる。 人格が正直な方で、物事や自分に対する覚醒感覚に虚飾がなく、わかりやすいのだ。 こ…

本:死にたい老人

図書館に頼んでいた「三教指帰」を借りに行ったら、目の前の棚に「死にたい老人」(木谷恭介著)があったのでそれも借りてきた。 断食で安楽死をしようとする記録。なんだかキョトンとしているうちにどんどん読み進んでいく。 なんでキョトンとしているかと…

0ゼロ 片野ゆか 

殺処分0をめざした熊本市動物愛護センターの心優しき戦士たち片野ゆか プロフィール(レンザブローより http://renzaburo.jp/contents_t/061-katano/index.html) 1966年生まれ。2005年『愛犬王 平岩平吉伝』(第12回小学館ノンフィクション大賞受賞。2010…

大江健三郎 著「自分の木」の下で

図書館で大江健三郎さんの”「自分の木」の下で”を借りてきた。読み始めてすぐに、「あ、大江健三郎が少しわかってきた」と思った。私は大江さんの出身の町に近い小さな村(今は市)の出身で、大江さんのことは単なる読者という以外の関心をもっていた。でも…

立松和平さんの「ブッダその人へ」

荒れはてたあるいは廃れ切った心をもてあまして本を読むとき、その本から光の矢が飛び出して射られることを望んでいる。そうすれば疲労は癒え、心の安定が得られるに違いないかのように。それは思考ではなく、まさに私自身を顕す怠惰な本能というべきものだ…

釈迦 イエス

昨日、ある本をさがしに図書館に行ったのだが結局めざす本はなくて、釈迦やイエスにまつわることを書かれた立松和平さんやひろさちやさん、辺見庸さんのエッセイなど数冊を借りてきた。 釈迦やイエスや親鸞などの本は求めて読むが、でも、たいていは作者自身…

大学生といえば、平野佳美著「猫又ハイジは裁判員 人又オババは大学生」

平野さんは、勉強中毒あるいは依存症のようです。もともと学校の教師をされていた方ですから、充分勉学をしてきた方なのですが、現在早稲田の大学生をされているのです。『西鶴』を、猫又ハイジと著者の掛け合いで評論しているのですが、これが読者に西鶴を…

正岡子規・俳句の本なら

愛媛県松山市の「創風社出版」の本がおすすめです。 http://www.soufusha.jp/

<猫たちのために>またたびアンサンブルのねこんさーと & 元戦場カメラマンが撮るノラネコー中川こうじ写真展

既に開催日が今日(21日)になっています。アップが遅れました。(ゴメンナサイ!)毎年、猫たちと生き物を愛する人たちのために<ねこんさーと>を開いている<またたびアンサンブル>の公演です。 収益金の一部は、地域猫の活動資金として寄付されます。皆…

「のんびる」リポーター米田玲子さんからの通信

「のんびる」リポーター米田玲子からの通信です。転載が遅れて、もう終わってしまったものもあります。時間に追われていました。 【転送・転載歓迎】 「世界187の顔」 〜生命の現場から〜 http://www.jvja.net/The%20Face%20187.htm 2009年11月3日(…

全国紙芝居まつり、本日開催

井出裕子さんが出演される下妻会場に夫とともに観にいこうと楽しみにしている。 http://secondleague.net/user/001/001/2107.html会場が図書館だから車椅子が入れないことはないだろうと思ったが、念のために三日前に会場に下見に行った。紙芝居は二階で行わ…

これって喧嘩かズバリ虐待か? & 宣伝=ペンクラブ電子文藝館に掲載

パソコンを新しくするまで日記を書くのはやめようと思いつつ、夜中に目が覚めてしまうとちょっと一言書いちゃおか・・・と。 そこで、『これって喧嘩かズバリ虐待か?』。 こんなこと暴露するのは気がひけなくはないが・・・三日前の朝のこと。 私の朝は夫を…

大岡秀明評論集

児童文学評論・研究家で、多数の評論を発表されてきた大岡秀明さんが亡くなられて四年が経ちました。大岡秀明さんは僧侶でもあり、仏教の平和活動、「東五仏教布教センター テレホン童話」の編集などにも尽くされました。これらの活動の根底にある、『こども…

児童文学作家岡田なおこさんの新刊「誕生石はムーンストーン」

のんびるのブログに、岡田なおこさんの記事をUPしました。 http://secondleague.net/user/001/001/2127.html

海に感謝を! 二つのゴミ袋運動

放蕩息子さんの【『二つのゴミ袋運動』に参加しましょう。】をご紹介します。 http://gomi2.web.fc2.com/私も賛同しました。よろしかったらご覧になってください。

板垣正義さん(小法師ぷろ)の朗読会

小法師ぷろの主宰者、板垣正義さんの第6回 朗読・会が、4月4日、午後1時半開場 2時開演で開催されます。 詳細は↓を見てください。第6回 板垣正義朗読・会<2009年4月4日 彩の国さいたま芸術劇場>(のんびる) http://secondleague.net/user/001/001/2059.ht…

新記事UP・・・あなたにあえてよかった

のんびるにこの本の紹介を更新しました。ぜひ読んで下さい。 http://secondleague.net/user/001/001/2008.html

円演劇研究所32期専攻科・卒業公演「おかしな二人」

夫の「胃ろう」処置に関していろいろ思うことがあり、塞ぎこんでいた。その精神的な疲労に、全ての意欲が消滅するまま日を送っていて、この公演のお知らせのUPが遅れてしまった。ふと気がついたら、もう明日で終わりではないか。 演劇集団「円」といえば、…

ブログ紹介 お薦め超たのしい猫マンガ<猫と千夏とエトセトラ><【漫画】 ねこころ 〜猫だから、唾液洗顔。〜>

観ればわかる、この面白さ、可愛いさ。猫が嫌い、あるいは無関心、という人だって、観ればわかる。 猫と千夏とエトセトラ http://blog.goo.ne.jp/amoryoryo 【漫画】 ねこころ 〜猫だから、唾液洗顔。〜 http://ameblo.jp/doanobuo/

谷口広樹 個展 融通無碍

融通無碍 一定の考え方にとらわれることなく、どのような事態にも滞りなく対応できること(広辞苑 ) 「気がつくとみんな息づいている」2008 36.0x26.0cm acrylic on paper 期日:2008年11月24日(月・祝)― 11月29日(土) 時間:11:00〜19:00 (最終日は〜…

故・伊藤和也さんの写真展

http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/p-news.html ペシャワール会

〈踊る妖精〉阿国のメタモルフォーゼ・Kei Takei's Moving Earsh Orient Sphere=シアターXプロデュース

8月にはお知らせをいただいていたのに、夫の入院付き添いにあたふたしている間に、UPが遅れ本当に残念。 ケイタケイさんの芸術性、表現力と魅力、切ないまでの伝言想に毎回魅了されます。絶対お勧めです。 これはもう終わってしまいました。かえすがえすもUP…

岡田千夏さんの河童

イラストレーターの岡田千夏さんが、岩手県遠野市に開園される「遠野ブルーベリーの森」という農園が募集していたキャラクターに河童を描いて応募され、優秀賞を受賞されたそうです♪ 岡田千夏さんは、PJ記者仲間で、『猫と千夏とエトセトラ』というブログに、…

元気になる「ぼえ犬通信」

世の中には本当に元気な素敵な活動をしている人々がいらっしゃるもんですね。疲れた、しんどい、とぼやいてばかりの私とは大違いだ。 そんな人たちの通信をご紹介します。 ぽえ犬通信 あたたかな日の元気な声 拝啓 あたたかな日がだいぶ続くようになりました…

尾崎捷三さんの個展、「いきもの賛歌」開催

私は、PJニュースに登録して市民記者をしているのですが、↓はその記事です。尾崎捷三さんは、ネットでお知り合いになり、我が家の猫や犬の絵、そして私の似顔絵まで描いていただいたことがあります。 ホームページで、ビートたけしさんも絶賛される似顔絵や…