本:死にたい老人 読後感想2・・・生きててください! ずうううっとずううううっと生きてください!

前回、断食をして死のうとする行為にキョトンとするばかり、というようなことを書いたのだが、でもこの本、最後まで読んでいくと、だんだん深いシンパシーを感じてくる。

人格が正直な方で、物事や自分に対する覚醒感覚に虚飾がなく、わかりやすいのだ。

この作家を死なせたくない、もっともっと社会のこと、歴史のことなど教えて欲しいという気持ちになってくるのだ。

生きててください! ずうううっとずううううっと生きてください!