本:死にたい老人

図書館に頼んでいた「三教指帰」を借りに行ったら、目の前の棚に「死にたい老人」(木谷恭介著)があったのでそれも借りてきた。


断食で安楽死をしようとする記録。なんだかキョトンとしているうちにどんどん読み進んでいく。


なんでキョトンとしているかというと、なんたるパワー、こんなエネルギーをかけて死のうとしなくても、もっと楽にすぐに死ねる方法があるでしょうが・・・とあっけにとられている、キョトンである。


でも・・・気持ちはわからないでもない。といったら著者は気分を害されるだろうが。


私はこんな厄介な安楽死は死んでもしたくないが、ただ、自分が死に場所を探している感覚がある。