仏教・空海・般若心経
親鸞仏教センターから出版されている歎異抄十三条の入り口に、『第十三条には、「宿業」という言葉が出てきます。「宿業」は運命論ではなく「感覚」である、と表現した人もいます。「今存在する自分」は、無数の背景や条件のもとに成り立ってきました。これ…
古河市の勝願寺のご住職からいただいた親鸞仏教センターが訳・解説の「歎異抄」<現代語 いま、親鸞に聞く>を読んでいると、時間も自分のいるところも忘れる感覚におちいることがある。 第六条の入り口に、このように書いてある。「親鸞は弟子を一人ももた…
矢玉四郎さんの「ぶたの一声」が更新されてるようなので早速拝見した。 映画「禅」に触れておられ、【世間的な情ではごまかしの対処しかできないことを示している。】と書かれている文があった。 http://butanomimi.cocolog-nifty.com/butanomimi/ 深いとこ…
矢玉四郎さんが、「犀の角」という「釈尊(お釈迦様)の基本メッセージ」を出していらっしゃいます。 矢玉さんは、知識がないと理解は難しい、という意味のことを書かれていますが、私はそれにはちょっと疑問。台風の後の川に入ればその強い流れを全身に受け…
作家の矢玉四郎さんが、「する仏教」と書いていらっしゃいます。 http://butanomimi.cocolog-nifty.com/butanomimi/ 一部を抜粋させていただきますと、 仏教はお寺さんにお金を渡して、してもらうもの、というのが現状です。だが、これは釈迦の言われること…
沙門亮輝さんは、私が今年になってからとみに空海や般若心経に関心を持つようになり、ネットで検索して出会った僧でいらっしゃるのですが、この時既に38歳の若さで遷化されていました。 大変ショックでしたが、でも私にとって幸いなことに、102編のコラ…
「晴れときどきぶた」をはじめたくさんの素晴らしい作品を書いておられる「はれぶたさん」こと「矢玉四郎さん」のホームページhttp://homepage3.nifty.com/harebuta/ を最初に訪ねたのは、四年ぐらい前だった気がする。そこではじめて、矢玉さんが「子ども」…
しばらく前から、般若心経や弘法大師にまつわることを読んでいて、ごく最近は高史明の親鸞論を読み始めた。自分ごときが読むのだから、それで気持ちが安らげばいいな、というぐらいの取り掛かりだったのだが、これが読んでいくうちに、安らぐどころか、自分…
欲望にとらわれた人間の醜い姿とさとりを求める人の清らかな姿とはまったく正反対に見えるけれど、どちらも同じハンニャハラミツの大海の永遠の動きなんだ。 欲望の心も、さとりの心もひとつの真実のあらわれなんだね。 欲望をいちがいに悪いもの汚れたもの…
ラジオで聞いたのだが、みうらじゅんさんが、まち中に立っている看板などの文字を写真に撮り、278文字の般若心経の経文を完成させたそうである。この写真で撮ることを、”写経”と称しておられるとか。アウトドア写経と。 「へ〜〜〜〜〜〜ぇ」とすっかり感…
3月21日のことである。ふいに、空海がおこされた真言宗の寺にお参りしたいという気持ちが胸をついた。 そういえば、この日は、空海が亡くなられた日である。 だが寺を見つけることができなかった。 そして昨日、ネットで真言宗の寺を探していて、ある若い…