臨場

臨場「濡れ衣〜ガラス片の中の真実」

妻や義理のこどもに暴力を振るっていた男が殺される。後ろから頭を殴られ倒れたところを背中から激しく何度も殴られたようだ。 容疑者と疑われたのは、男の妻と、妻の前の夫だった男で、この男は7年前に妻をかばってある男を殺し、服役していたのだが出所し…

臨場「カウントダウン〜タロが報せた死」

一人自宅のソファで死んだ老人(織本順吉)。検視官の倉石(内野聖陽)は市ノ瀬(渡辺大)に見立てをさせる。市ノ瀬は内臓疾患による孤独死と検視する。だが倉石は犬のタロ(カイくん)が水を飲んだりフードを食べられるようになっていたことから、単純な孤…

臨場「似顔絵」

ホテルの浴室で自ら首を吊ったがロープをかけた棚が壊れて壁にもたれた姿勢で死んでいる男性を、この男性をマークしていた刑事(川野太郎)が見つけるところからドラマははじまる。 部屋から出ていった女性の目撃者がいた。ホテルの部屋の清掃をする女性であ…

臨場「封印 後編〜警笛の秘密」

前編では、公園で拳銃自殺をした交番の谷本巡査(蛍雪次朗)と、元自転車競技の選手だった男が他殺体で発見されたことを軸に、検視官の倉石(西野聖陽)が検視の上の事実をもとに、一人息子を自転車で失踪してきた男によって死なせた夫婦の物語を浮かび上が…

臨場「封印 前編」

再放送をずうっと観てきたのでこちらとしては、久しぶりの放送という感覚はなかったのだけど、劇中、主役の天才検視官倉石(内野聖陽)の登場は、いかにも「おまたせーっ!」といわんがごとく、昔の大映映画のヒット作、大魔神が登場する時のような演出であ…

臨場「餞〜はなむけ 届かなかった年賀状」

回が重なるごとに、内野聖陽・松下由樹・高嶋政伸・伊武雅刀・渡辺大が扮する人物それぞれの人間性が浮き彫りになってきて、そうした人間性を土台に物語が展開してくるので面白くなった。 今回はカレーばかりを食べている伊武雅刀の幼児期からの背景が、湖の…

6月3日の臨場

この回は、松下由樹の友人で元警官の同僚が自殺し、その女性にまつわる人生が明らかになるのだが、松下由樹の渾身の演技に打たれた。自殺をした女性を演じた女優は、社会に汚れていず、だが神経症的なはかなさをたたえた悲しい女性をよく演じていて印象に残…

臨場「Mの殺人〜午後10時の訪問者」

内野聖陽、松下由樹、渡辺大、高嶋政伸、伊武雅刀、レギャラー陣の個性が板についてきたというかはっきりしてきて面白くなった。とは思うのだけど、それぞれがまだはまりきってない、という浅薄さを感じるのはなぜだろう。そういう感じを受ける時って、重い…

臨場【赤い名刺】【真夜中の調書】【眼前の密室】

感想がたまってしまった。メモだけでもしておこう。 ■赤い名刺 渡辺大が別れた彼女が首吊り自殺をした。だが内野聖陽は、これは自殺ではなく他殺だという。実際、渡辺大の先輩になる身勝手な男が、自殺にみせかけて殺したのだとわかる。 殺された女性を演じ…

臨場 1話「鉢植えの女」

原作:横山秀夫 監督:橋本一警視庁鑑識課の検視官の倉石義男(内野聖陽)が主人公。彼を尊敬する検視補佐官(?)が松下由樹、倉石に反発をする若き検視官が渡辺大。倉石のしばしば捜査にまで入り込んでくる態度を敵視する捜査一課管理管の立原真澄(高嶋政…