大きくなったパンジャ、カギ、グレ

昨年の夏、犬と散歩中、森の道に捨てられていた目も開いていなかった子猫たち。白いパンジャだけはなれたところにいて、あとの三匹は互いによりそってうずくまっていた。エプロンのポケットに入れて帰り、四匹の子猫の育児がスタートした。でも一匹は背中に深い傷があってその日の夜に息をひきとった。

三匹はスクスクとは言いがたい危機もあったが、なんとか大きくなった。
白い子猫は明らかにシャムの血が入っていると見える姿であった。ところが成長するに従い体毛が長くなってきた。ある日、パンダが出ているテレビを観ていた夫に、「うちのパンダ」とこの子猫を膝にのせたら、「あ、ほんとだ!」とびっくりした。以後、白い子猫を「うちのパンダのパンジャ」と呼ぶようになった。カギは尻尾が短い鍵形から。グレはグレーから。相変わらず安易な名前でごめんね。

夫の膝の上の三匹。じっとしていないので夫は困っていた。


哺乳瓶からはなれ、一匹づつ離乳食をスプーンで食べさせる時期も過ぎ、こうやって並んでふやかしたフードを食べる三匹。


ベランダに作った猫たちの昼寝場でパンジャ。この昼寝場のあるベランダはネットで覆っている。その向こうにはオリョウとリーとタロウがいて、猫たちの動きを興味津々で見つめている。うまそう、と思っている目つきである。(!)


昨日(2010/5/8)撮影したパンジャ、カギ、グレ。三匹が乗っている箱は、プリンターにかぶせてあるダンボール。こうしていないとすぐに壊されてしまうのだ。使い難いったらない。