天地人 いざ、初陣

兼続(妻夫木聡)が待ちに待った初陣は苦いものとなった。

敵のひとりと切りあい、いざ、切ろうとしたが、その敵が少年で、母からもらった髪の毛と櫛を握り締め、「切らないでくれ」と命乞いをし、切れなかった。後、その少年が切られて骸をなっているのを知り、その死を悼んで号泣するのである。
こうした兼続を見て、景勝(北村一輝)と対立的な位置にいる景虎玉山鉄二)の家臣が侮蔑する。兼続を侮蔑するだけではなく、殿の景勝までをも卑しめることを発したりする。犬に殿の幼名をつけていたぶったりするのだ。それを知って兼続はついに切れてしまい刀を抜いてしまう。


上杉謙信阿部寛)に国元に戻るよう命令されてしまう。
こうやって初陣は苦いものとなったのだ。