テレ朝「スクランブル」7月31日放送『猫屋敷の猫が近隣住民に迷惑をかけている』問題について=PJニュースに書きました。

7月17日の朝日新聞の朝刊に、犬や猫の多頭飼いをする人に対する苦情が2000件ある、という自治体へのアンケート調査の結果をまとめた記事が出ていた。
多くは業者の無責任や非情の結果のようだとしながらも、ニュアンス的に、私のように、あの家のあたりに置いておけば飼ってくれるだろう、という人々が意図的に捨てて行き、結果たくさん犬猫を飼うようになった者を”排除しよう”というものを感じ、『いやな世の中にどんどんなっていくなぁ・・・』と悲しいものを感じていた。


そして昨日はテレビ朝日の昼のワイドショー「スクランブル」で、表題の問題を取り上げ、当事者の女性に執拗に話をきこうとする場面が流された。その女性はとうとう話をされ、その中に、「私こそ被害者なんですよ」と言われたのだが、この言葉をとって、テレビの画面の中でリポーター氏は、「自分こそ被害者だそうです、思いがけない言葉でした」と言ったのである。
これを聞いた時、なんて人たちだろうと思った。この事態になった真実を考えようともせず、表層だけで決め付け、自分たちが執拗に話をもとめたのに、それの返事を鼻で笑うような扱い方をしている。
大和田獏さんの誠実さ、正義感は評価をしていたのだが・・・自分の想像外の異質なものに対すると、たちまちこのような薄っぺらさを見せるのだなぁ、と残念な思いすらした。


でも仕方がない。動物(ペット)の問題は当事者の動物自身が言葉を言わないから、本質まで理解しようとする人はなかなかいないのだ。どの問題でもわからない問題は表層的に済ませてしまうものだ。誰でも。

やはり、動物問題に限らず、その問題を良く知っているもの、関心のあるもの、当事者のところまで視線をもっていけるものなどなどが、発信していくしかないのだ。


というわけで、”テレ朝「スクランブル」7月31日放送『猫屋敷の猫が近隣住民に迷惑をかけている』問題について”をPJニュースに出しました。のぞいて見て下さい。
http://news.livedoor.com/article/detail/3756004/