深い河 対話集を読む

図書館に表題の本を頼んでいたら届いた。
遠藤周作さんの「深い河」出版を記念して、いりろな文化人の人たちとインドに関わることについて話し合われている。


なんかなねぇ・・・「こういう風にインドを語っていいの?」という想いに迫られてくるんですよ。
それとともに、自分がこれまでいろんなことをシャバシャバ喋ったり書いたりしてきたことを思い出して、『ああいう風に語ることではなかった、語ってはいけなかった』という想いにも迫られた。


同じものが語られていても、『これは聴くべきことだ』と感じることと、空しく感じるものがある。

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深い河、以来、遠藤周作さんの批判めいたことをこのブログに書いているが、私は遠藤周作の短編は大好きだった。むさぼるように読んだ時期があったし、ずいぶん救われた。