テレビ朝日の昼のワイドショーで、首に針金がくい込んでいる犬を

テレビ朝日の、大和田獏氏が司会のワイドショーで、首に針金がくい込んだ、痛々しい姿の犬を追っていた。リポーターの男性が、針金を切りましょう、などと言って、ペンチを持ち、えさをちらつかせ、近づいたところを、ペンチを首筋にあてようとしたりしていたが、あのリポーターもそれで首の肉深くにくい込んでいる針金が切れるなど本気で思っていたわけではないだろう。
とにかく、あまりの犬の辛そうな姿に驚いて、昨年の今頃、タロウhttp://www1.odn.ne.jp/~kaze2005/tarounorirekipage.htmlが同じような姿でいて二ヶ月かけて救い出した例を参考にしてもらおうと、まずテレ朝に電話をかけ、犬のいる町を教えてもらった。福岡県のK町。今度はそのK町の役場に電話をかける。担当の男性に、あのくい込み方では、麻酔で眠らせて病院で針金を切ってもらうしかないでしょう、と話し、タロウの時に飲んでもいい麻酔薬を下さった動物病院の電話番号をお教えする。(病院の了承は得た)


私ができることはそこまでで、あとは犬が無事に苦痛から解放されることを祈るだけだ。
あの針金は、もともと行政が捕獲しようとして仕掛けたワナにかかり、針金が首を締め付けたらしいと、番組で言っていたが、その通りなら、人間とは、かくも残酷なワナを考え作り使うものだと、またおちこんでしまった。
町役場の担当氏は、針金は必ずとって、犬は誰かが飼うように考えている、と言われていたから、きっとそうなると信じている。