福島から家族に=ふく バロ くもの紹介

アニマルエイドさんから2011年12月30日に迎えた、福島で保護されたふくとバロとくもです。三匹とも堂々とした筋肉質の身体つきのオス猫です。
(ふく 昨年大晦日はこんなに健康的)

(バロはこちら。下は以前からいるうちのリーダー猫のバンタ)

(バロと似てるバンタ)

(くも 昨日の14日に退院して今日は落ち着いている)


この部屋には、バンタとギンと、それから餌やり場から昨年の秋に連れてきたミーコとホコリとチャーチャンが(チャーチャンは三匹が来る前に二階に自ら移っていたが)住んでいる。(壁をへだてた居間のほうに12匹。二階にチャーチャンがいつく前から森のボス猫くんが)
というわけで、バンタとギンとミーコとホコリの住む(私の仕事場兼寝室でもある)部屋に入ったふくちゃんとバロちゃんとくもちゃん。しばらくの間は一緒にしないほうがいいだろうと、部屋続きの故夫の本の物置になっている小部屋(4畳)に置いたのだが、私の目を盗んで、翌日の31日にどっちがどうしたのかわからないが、引き戸を開けてまざってしまった。

多分、くもは新しい環境に来て緊張してところに先住猫たちと真直に顔を合わすことになり、ストレスが高じたのではないだろうか、元旦にくしゃみ、目やに、鼻づまりの症状が出て、食事も水もとらなくなってしまった。(これは私の失態で、猫たちとアニマルエイドさにお詫びの言葉も見つからない。ほんとにごめんなさい)

4日に町内の病院に診ていただいたところ、鼻気管支炎ではないかとのこと。やはり因子をもっていて、環境の変化に刺激、ストレスで発症したのではないか、との見解。(10か月も置き去りに環境も悪いところで必死に生きた猫たちが、さまざまな病気の因子をもっているのは当然なのだ。だからこそ、他の猫と接触させてはストレス等から発症するのはわかりきったことで、それに呑気にしていた私の責任は大きい)

インターフェロン、抗生剤、点滴治療を受けるがどうも芳しくない。アニマルエイドさんにさいたまの病院を紹介していただきそこに連れて行く。これが6日のことだ。
その時風邪はもう回復してるが心臓が心筋症だという診断で、そのまま入院することになった。

この日帰宅すると、ふくちゃんまでなにやらしょぼしょぼしはじめている。翌日には顔がグジャグジャ。町内の病院で治療。
これで終わらなかった。これまで何事もなかったミーコやホコリも何やらしめっぽい感じが。

ショックだったがやることをやって祈るのみ、と覚悟を決め、薬といただいた栄養食を時間通りに服用させ、部屋の温度や湿度を一定に気を付けていく。

そして昨日、くもの退院のお許しが出る。ほぼ2時間の道をいそいそと急いで行く。
くもはきれいな顔になり、おしゃべりをし、甘え、ごはんもモリモリ。よかった!よかった!

今日は心なしかふくちゃんの状態もよく見える。ミーコも目がちょっとグシュグシュする程度でおさまったような気がする。このままみんなが完全回復をしてくれたらどんなにうれしいだろう。