ひどいダメージを受けている不安なこと

二三日養生した方がいい様態になり早く就床したのだが、目が覚めてしまって神経が高ぶるのでここのところの不安なことをブログに書いておくことにした。


そのお宅に次々に新しい子猫が連れてこられていることを何度かたまたま目にしていた。不安に感じた。なんだろう? あんなに次々子猫を連れてくるって? そのお宅の隣家のおばあさんも、「新しい子猫がくると、こどもが、”これは私の、あれはあなたの”と言って遊んでいる」と言っておられた。
やがて一匹の白猫おおなかが大きくなっているのに気付き、そして姿をみなくなった。とうとうそこのご主人に率直に訊ねた。
だが状況はよくわからず、不妊手術を勧めるだけに終わった。


その後猫は家のなかで飼うことにしたとかで姿を見なくなった。
でも、子猫が相変わらずきているように感じていた。特に気をつけてみていたわけではないが、ある女性が私の家の前に車を止め、ドアが開くと子猫の声がしてそお声はそのお宅のなかに消えていくからだ。


その女性が、そのお宅の夫人のお母さんで、ご主人と一緒にそのお宅に引っ越してこられた。数日前のことだ。
そのお母さんがタケノコをもって挨拶にこられ、しばらく立ち話をしたのだが、そこで、彼女たちがブリーダーをされていたこと、猫が好きで子猫を数匹の猫に次々産ませておられたこと、そして、それらの子猫の殆どは、Y町のナントカ神社に連れていくと、一分もたたないうちに、「かわいい、かわいい」「ほしい、ほしい」と言ってもらわれていった、ということを聞かされた。


私は聴いているうちに既に卒倒しそうになっていた。最悪の隣人と出会ってしまった。
私のY町のナントカ神社の動物にまつわる悪い噂を耳にしていた。だがあんまり酷い話しなので、神社ともあろうところがそんなことを許すわけはない、何かの間違いだ、噂ほど不確かなものはない、とかえって信じることなくきていたのだ。
だが、このお母さんの話から、動物(犬猫)に対するここの低劣な土地柄を察知せざるを得ないと感じたのだ。


ほんとに、こんなとんでもない最悪なことが起こるなんて! 私はこの夜、ストレスのために血便まで出る酷い下痢がはじまってしまった。こういう状態が多い時は一年に二度ほど起きる。
今回は酷い。というのは、この女性夫婦は犬を二頭連れてこられたのだが、日曜日の朝の六時過ぎに、我が家の犬たちの前を通って散歩に行かれるのである。しかもなぜか、家族が次々に別々に同じ犬を連れて出られる。つまり我が家の犬たちの前に何度も何度もそこの犬が通るわけだ。もお、絶望的な惨たる鳴き声が響き渡るのである。日曜日の朝の六時過ぎにだ。鳴きたてるのは我が家の犬たちである。


そしてこれが夕方も起こる。謎だがご主人に若ご主人にお母さんが、順番に同じ犬を連れて散歩に行かれるのだ。ご近所は朝に夕に我が家の数いる犬たちのギャンギャンギャンギャンを聞かされるはめになるのだ。
次々近所のこどもたちが拾っては我が家に連れてきて、どんなに困ると言っても通じることなく、やがて町中の人が捨てにくるかと主ほどどんどん捨てにこられ、その犬たちをできるだけ無駄吠えしないように、穏やかな性格に育てるのにどれほどの苦労をしたことか。
二十年を超えた現在、よその人から、「こんなに犬がいるとは思えないほど普段は静か」と言われるようになるまでに、流した血の涙はバケツ10000000杯にはなるだろう。そしてどれだけ近隣の方々に礼節を尽くしてきたか。


その血の涙の苦労が一夜にして崩れた思いである。その思いの重さはたちまちにして起こった酷い下痢と血便の状態ではかれる。
本当に参った。

実はこの日曜日、隣の森の所有者と我が家で借りる話し合いをすることになっていた。我が家にまだはるか遠くから、かってない犬の騒ぎが聞こえていたそうな。
「こうなるのでは被災犬の預かりはしてもらっては困る」と。近隣の方にしたらまったく当然であろう。
このことは、福島に行った日に、現地で保護活動をしている人から、「犬が10匹以上もいる家い被災した犬を入れて世話をするのはゼッタイ無理です」とかえって断られたのであった。そして関西のアークの方にも相談した折り、同じことをいわれた。

それでもなんとかなるのではないか、と楽観していたのだったが、たった二頭の犬の散歩でこの体たらくだ、「無理だ!」と悟ったのである。
それどころか、この事態をおさめるために、我が家の犬を連れてどこか山奥にでも行かなければならないか、と思いつめているくらいである。

あ、胃痛がはじまってしまった。読み直しせずこのまま更新して横になる。(私自身がどうなるかというくらいダメージ受けてしまった。とにかく動物の命と心観の違いすぎる人のいる環境にどうやって生きていったらいいのか・・・)