置き去りにされて死んだ小さな姉弟

今朝の朝日新聞に、この姉弟と母親の特集記事が掲載されていましたね。おそらく二人の息絶えた惨状の様子は百分の一も書かれていなくて、真実はもっとむごいものであったでしょう。
何年か前にやはり二人の小さな兄弟が、同居していた父親と親しかった男性に虐待されたあげく川に投げ捨てられて死んだ忘れられない事件もありました。


小さな動物たちがあちこちで想像もつかないむごい目にあっている現実も含めて、この世に生きている甲斐などないと思えてならないことが起こり過ぎる。かたや富と権力を得ている政治家たちがくだらぬ派閥闘争を繰り広げている。そして偽善者たちの赤い唇が発するもっともらしい美しい言葉の洪水。そとめには決してわからぬいじめの土壌。インチキなヒーロー。どう生きていけばいいのか、考えても考えても思っても思っても苦しんでも苦しんでもわかりません。ただ、ごめんなさいごめんなさいと全部に謝るばかりです。ごめんんさい、ごめんなさい、こんな無様に生きていて。

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異常に辛い思考にはしってしまってブログを非公開にしたのち、倒れたのか単なるうたた寝にはいったのか、その夢か幻かのなかに激しい泣き声をきいた。はっと目が覚めると汗で床がべたべたになっていた。泣き声が耳について、怖いような不安感に苛まれている。でも、しっかりしなくては、という気持ちが勝って、逃げてはいけないとブログを開き直した。
たったこれだけのことだが、何か大きなものと戦ったような感覚が残っている。