猫の餌やり問題について

加藤一二三元名人の裁判の判決に対して、元名人が気の毒でならない気持ちと猫たちが一方的に排除されてはかわいそうだという気持ち、そしてこの裁判の判決から今後の影響がどう出るかなどへの疑問もあり、下の記事を書いたのですが、たくさんのコメントをいただきましてありがとうございました。

コメントから、一部の少数派や意に沿わぬものはすぐ排他しようとする世相に傷付き、生き物との共生を願っている人たちの悲しみのような思いが伝わってきて、共感したり、頑張って生きていきましょうという気持ちでいっぱいになり、私も率直な気持ちで返信を書かせていただきました。

そこで加藤元名人のことなのですが、元名人の近くに住む、普段特に動物問題に気にかけておられず、今回の問題に対してもどちらにも偏らない人はどのように感じておられるのか聞いてみたいと思い、昨日、市内に住んでおられる知人に訊いてみました。

その方は、元名人のお宅の前を通ることもあるそうですが、これまで、そのあたりで猫を見かけたこともなく、悪臭や不衛生な印象を感じたこともなかったそうです。だからテレビで今回のニュースを知り、「こんな問題があったのか!?」とびっくりしたということです。
また、原告側になられている一部の方に対して、「とても知性のある公正な視線をもっている方だと思う」ということでした。

私は知人の言葉を聞いて、この問題は私のような門外漢がニュース報道のみの把握で、行き過ぎた批判や全容をわかっているかのような決め付けた言及をしては、かえって元名人、猫たちにもよくない結果になるかもしれない、と思いました。それでは記事を書いたもともとの自分の気持ちをも傷つけることになります。

そう思い、この件に関しましては、静かに見守っていくことにしました。
いただきましたコメントを通して、たくさんの方が、追われる生き物たちを慈しみ、ともに生きれるよう日々尽くしていらっしゃることがわかって、本当に力づけられました。
みなさまの思いが大切にされる社会になることと、お一人お一人が過度な無理をされずに、心を自由に幸せでいらっしゃることを祈っていますね。

私のブログは自分の気晴らしなどのんきな記事を書くことが多いですが、気がむいたとき、のぞいてみてくださいね。