昨日(3/14)の龍馬伝「土佐沸騰」

下士が上士にこうまで虐げられるか、という場面が何週かつづいていて、今週はその最たるところまできていた。弟をいたぶる上士を下士が憤激のあまり切り殺してしまうのだ。

この場面、自分ならどうするだろうと考えた。上士にたてついては後が怖いから耐え忍ぶか、あとで復讐をするかなど。私はそく切り殺す。ドラマの下士のように。
それにしてもこの時代の身分制度の残酷さを思い知らされる。これまでの龍馬ドラマは龍馬の完璧な理念性が前面に出ることが多かったが、福山龍馬ではこうしてそれぞれが生きる場での苦悩が描かれるので、後の龍馬の行動がよく理解できる。
ただ、下士が虐げられる姿を観るにつけ、下士はまた農民などをもっと虐げるのだろうか、とも思った。そこのところは描かれていないが。


今週も香川照之岩崎弥太郎には抱腹絶倒だった。実際はなんとも悲痛な話なのだが。