スノボーの国母選手の服装のこと

今、フジテレビの「ジャーナルる!」をつけたら、例の国母選手の服装のことを論じていた。海外の三人ほどの記者の意見を聞いていたが、彼らは、「だらしない」という意味のことを言った。だが処罰云々の意見に対しては、「誰かが注意すればいいことじゃないの」という感じであった。

私が贔屓にしているコメンテーターの竹田圭吾氏は、「どうってことないんじゃない」と答え、隣に座っていたゲストコメンテーターの小谷実可子さんが「えー!」とびっくりしていた。彼女は国母選手を激怒していて、オリンピック関係者に配布されているらしい注意書きのパンフをわざわざ取り出し、「オリンピック選手である誇りをあらわしたきちんとした身だしなみを」という意味が書いてある部分を読み上げていた。


私はその小谷さんに「やれやれ」と思い、「こういう人の延長に”地方の暮らし”というものがあるんだなぁ」とため息が出た。

余談だが、私は夫が他界して後、堪忍のたがが切れている。
こうなって気がついたのだが、私が近隣のひまさえあればヒソヒソと他者の陰口や思いやりのかけらもない貧しい想像力で醜い作り話をしている人と穏やかにつきあってきたのは、夫を守るために忍び難き忍耐を自分に強いていたようだ。
その忍耐心が切れている。だからって暴れてるわけじゃないですが。ただ、口もききたくない、というだけ。