ミミとチリ そしてうちのパンダ

最近、チリが夫の寝室側にいついている。チリとミミとまったく同じ毛色である。身体の大きさも尻尾の長さも同じ。顔つきもそっくり。
私は人に、「猫がたくさんいて一匹一匹みわけがつくの?」と訊かれると、「当たり前よ。声だけでも聞き分けられるわよ」と豪語していたのだが、ミミとチリのみわけがつかなくてアリャリャ。


夏に生まれたばかりで捨てられていた三匹の子猫が大きくなった。友人の紹介で、毛の長いシャワを欲しいと言ってくださる方がいるのだが、このシャワを夫がとても可愛がっているので断ろうかと思っている。
実は、シャワは拾いたての頃はただの白い猫に見えたが、次第にシャム系になってきた。そしてシャム系の顔つき系色になっていながらフワフワの長い毛の猫になったのだ。尻尾も短かい。


先だってテレビでパンダの赤ちゃんが映っていて、夫が熱心に観ていたので、シャワを連れてきて、「うちのパンダ」と膝においたら、夫は、「あ、ほんとだ!」と言い、以後シャワをパンダと思い込み特別に可愛がるようになったのだ。