相棒 再放送「特命」

今日は接続ができにくく、もうだめかなと思ったパソコン。夫が注入している間に立ち上げてみたら何の気まぐれか接続できた。この5分後には完全にダウンしてしまうかもしれないし、今日の再放送で観た相棒「特命」をちょっとだけ。


本放送でかなり身を入れて観て、私の中で三本の指に入る作品である。重くやりきれないテーマを可笑し味をちりばめて描いて、「やっぱりドラマは相棒だィ」と心中つぶやく。再放送で観てもそうであった。

ただ今日の再放送で思ったのだが、右京がラストに言う、「善人ほど鬼につけいれられる」というセリフは頷けなかった。そうなんであろうとは思うのだが、鬼は、他の人間によってもたらされる、のだ。善良な人間ほど、鬼の巣くう人間につけいられてしまうのだ。
このドラマは、そういう意味では鬼はいない。言うなれば、『運命にひそむ鬼』につけいれられた。