【自民議連が「ペット税」導入論】を出しているようだけど

無責任な飼い主減らせ、自民議連が「ペット税」導入論  12月28日3時14分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081227-00000061-yom-pol

一見悪くはない案のように思えるのだが、一抹の不安が・・・。
そこで、別ブログで書いた記事を転載します。

ブログ「木の上のハンベェの時間」より

これで無責任な飼い主がへるかニャア? おいら疑問だゾ。


だって、もともと、日本では、「ペットを飼い始めたら終生飼う。捨ててはいけない」という教育や指導をされてこなかったニャン。行政のやることといったら、恒例のチラシ配布や回覧板を回すだけ。これじゃ、犬や猫はどうしたっていい、という意識がしみこんでいる「日本人の多く」に伝わっていくはずニャイニャン。



本格的に、「犬や猫を飼うというのは、”家族”にすることなのですよ。犬や猫は、そういう心を持っているのです。家族は、何が起ころうと守るでしょう。それと同じに、ペットを一度飼いはじめたら、病気になろうと、性格が悪いと思おうと、大食漢であろうと、吼えまくってうるさかろうと、隣の庭にウンチをしようと、守るのが当然。そして、愛情をもってしつける努力をして、問題を解決する。これが飼い主たる人間のありかたです。・・・・・ということを、国民にわかってもらうには、地域の自治会や地区会に出向いて、熱意をもって伝えるぐらいのことをしなくてはなりませんニャ。



そういう根本的努力をしないでおいて、いきなり「ペット税」を導入したら、「そんな税金かかるなら捨てちまおう」なんて飼い主が現れないかニャ? おいら心配ニャ。



おいらの住んでる町では、何年か前に、猫や犬の引取りを要請して持ち込んでくる人から、引き取り代金を払わす、というようになったらしいのだけど、その時期、音湖さんちの回りに、毎日のように犬や猫が捨てられた。
犬のミナミサンやミルティがそうした犬ニャン。



こういう風に、無責任で身勝手な人間は、何かあると結局、弱い側にしわよせをもっていくんだニャ。
今、行政がやるべきは、徹底的に、「捨てちゃ、ナラネ!」と指導することだと思うゾ、おいらは!


その基本を真剣にやった後に、あるいは平行して、税の導入なりなんなりをやっていってニャン。そうじゃなきゃ、おいらたち猫や犬、それから、音湖さんのように捨てられて泣き叫んでいるこども犬や猫、途方にくれて悲嘆の極致にいる老いた犬や猫を放っておけない人間は、受難受難また受難が襲ってくるニャ。



この不景気の中、音湖さんは、トシヤさんの医療費と、たくさんいる猫や犬たちのご飯代のために、自分は一日一食か二食しか食べない日もあるんだゾ、ニャ。ま、これはいいだどもニャ。


とにかく、タダシイアイゴを考えてくだせぇ、ニャ、ニャ、ニャン。