突発性退院後二日目

退院して二日目になったばかりだが、表情が明るく言葉も以前のように話すようになり、食事もトロミ食だがスムースによく食べる。自分でスプーンを持って食べるくらいである。
夫にとって退院は正解だったのだ、と思っている。


ただ、私の身体、精神の疲労は尋常じゃなかった。結果が悪くなったら取り返しがつかない、と言う思いが重くのしかかって、胃痛に下痢までしてしまった。昨夜は夫が就床した後、すぐに横になってしまった。夫の様子をみなくてはいけないから、二時間おきに起きるのだが、何事もないとわかるとまたすぐに布団に入る。目が覚めるごとに身体がキュウキュウ音をたてるか、と思うほど全身がこっている感覚。ほんとにどうなることかと思った。


でもそうやって普段より倍ぐらい眠ったのが功を奏し、今日は大分楽になった。眠りは百薬の長(っていわなかったっけ?)。


今回のこの顛末に、疲労は激しかったがそれほどダメージを受けなかったのは、三日に筑西のKさんのご紹介で、介護医療のパイオニアO先生にお会いしていろいろお話を伺ったことが勇気になっていた。
この先生は、私の疑問や不安を当然だと理解して下さり、現医療界の現状をとても憂えていらっしゃったのだ。長時間お邪魔してしまい恐縮しながら帰宅した。


それから、夫のことでは、包括支援センターのHさんやケアマネージャーのKさんにもいいアドバイスをしていただいて、本当に参考になり心強く思った。感謝でいっぱいです。