よくぞ歩けた!

突然の退院で一番危惧したのが夫の足である。病院から車に乗る時は、車椅子で車まで行ったのでよかったのだが、家に着いて、外から家に入るまでがとても無理だろうと思っていたのである。一時期借りていた車椅子は事業所に返している。入院したら返さなくてはならなくない決りなのだ。


まぁでも仕方がない。おぶって這ってでも無事にベッドに寝かせてあげなくてはならない。・・・・・それが、夫は懸命に頑張って歩いて家の中に入れたのです。四十日間寝たきりにされた足が、ぶるぶる大きく震えながらも歩いたのです。感動しましたね。なせばなる、もんです。思うに、これは、私が毎日足のマッサージをし、立つ練習をしていたからに違いありません。快挙、と呼ぼう。

ナンチャッテのんきなことを思ってる場合じゃないんですけどね。夫は足はおろか命がかかっている。今後の最善の策を考えねば。