雑記

仕事半分、個人的なこと半分の用事で水戸まで行く。水戸駅の近辺はわかりにくく迷った。迷った分車を走らせたのでまちの様子が少しわかった。どこの地方都市もそうだが、やたら豪華で近代的な雰囲気が張り詰めているのは、ほんの駅周辺あたりだけで、少し離れるととてものどかな田舎町の風情が、川辺の葦が風にそよぐように在った。懐かしい風景に感じた。


目的のところに着いて、息子や夫や自分の話をしたのだが、話しながら、癒しのない我が家で、みんな、ぎりぎりに疲れてきているのだなぁと思った。
私の人生の失敗は、物質や状況ではかるのではなく、休み方を知らないままきたってことなんだろうな。だから家族に休ませてあげる家にできなかった・・・と、こんな書き方をすると、まるでそうやって栄達や財を得た人のようだが、私たちの場合はむしろ逆である。自分の血肉を削って削って削るために休みなく生きたような。そのことの極限に直面しているような、そんな気がする。死ぬまでそう生きるしかないのだろう・・・か。いやだな、この感覚。辛い。


明日は少し元気を取り戻そう。