刑事殺し2

仲村トオルの刑事ものなんだけど、ラスト近くから観ただけなので、全体がわかっていないのだが、そのラストに、犯人がかってストーカーに悩んでいた女性が警察に助けを求めたのに相手にされず、ついに無残な殺され方をしたことの復讐で、その時の刑事(エート、名前をド忘れ。辺見マリさんのお父さんだと思う)にテレビで謝罪をするよう要求する。そうしないと、拉致して隠している刑事の娘を殺す、と言うのだ。
そこで仲村トオルが謀ってスタジオだけの放送をして犯人を騙し、娘さんを無事に救出する、というものだった。
・・・どうも後味が悪い。犯人は既に二人殺していて凶悪な人殺しなわけで、またどんな理由があろうと人殺しになってはいかん、とそれは本当に思うのだけど、警察の体質への不審、不備落ち度は別の次元でこれもひどいわけで、こんなに警察によったドラマにしていいのかなぁ? 制作側がもっと深い社会観をもっていれば、別のドラマになった気がした。(こんなもんかな?)