クリントン氏がオバマ氏を祝福、敗北宣言はせず(ロイター通信)

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2008年6月4日(水)12時2分配信 ロイター
http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/reuters-JAPAN-320914/1.htm

6月3日、米大統領選の民主党候補指名を争っているクリントン氏(写真)は、支持者を前に演説し、オバマ氏と同氏の支持者を祝福した

[ニューヨーク 3日 ロイター] 米大統領選の民主党候補指名を争っているクリントン氏は3日、支持者を前に演説し、オバマ氏と同氏の支持者を祝福した。ただクリントン氏は、敗北はまだ認めず、今後については数日以内に党指導部と相談する、との姿勢を示した。

クリントン氏は、オバマ氏と支持者に対し「達成したすべてのこと」について祝福。オバマ氏の選挙運動について「多くの国民に政治への興味を抱かせ、勇気付けた。その結果、われわれの党と民主主義は、一段と強くなった」と述べ、すばらしいレースだ、としている。

また、11月の本選挙に向けて民主党の団結に尽くす、と述べた。

ただクリントン氏は、これまでの予備選挙・党員選挙で1800万人近くがオバマ氏よりクリントン氏を選んだことについて繰り返し触れた。今後については数日以内に党指導部と相談すると述べる一方で「長い選挙だった。今夜は何も決定を下さない」と語った。

私個人は、オバマ氏に関心が向いているのだが、このニュースで見られるヒラリーさんの強靭な精神に敬意を覚える。