周りの人は気づかなかったのか

昨日のエントリーに、川田アナの自殺について触れながら、自分が感受した部分を削除してしまったが、やはり少しでも書いておこうと思う。


あるブログに、「川田アナは、死のシグナルを出していたはずなのに、周りの人は気づかなかったのか」と書いてあって、そのことが気になった。自分もかって同じように書いたことがあるからだ。特に介護に疲れた人の自殺や心中などに対して、『誰か、思い遣ってあげる人がいたら・・・』と強く思い、思ったからそう書いた。


でも、川田さんが自殺された記事に、見知らぬ人がそう書いているのを見た時、瞬間、『気づくわけがない』と思った。
『どんなにシグナルを出していたとしても、その核心を感受する人は、現代にいるだろうか。感受できる心の能力を、人は失っているのではないか』と思えてならないのだ。当然自分自身もそうだ。最近、自分が何かを失ってしまっていることの自覚に押しつぶされそうになっている。