我が家のおおごと

我が家にはいろいろおおごとなことがあるが、最近一番困ったのは部屋の照明器具のひもが切れたこと。
現在、我が家で最も重要な部屋は、夫の部屋かつ寝室であるが、ここの照明器具の明かりをつけたり消したりするひもが切れてしまったのだ。


昨年のいつだったかに、おぼつかない足取りになっている夫がふらついた際に、照明器具のひもにつかまって、根元近くで切れてしまった。この時は、苦心惨憺したが、何とか私がひもをつないで使えるようにした。
それが昨年の暮れに、また夫がふらついた拍子にひもにつかまり、ひもが傘の内側で切れてしまった。仕方がないので、家にあるスタンドを二本つけるようにした。


ところが何日か前に、スタンドの明るい方が猫が暴れて倒れるとそれっきりつかなくなってしまったのだ。電球は切れていなかったから、本体の方が壊れてしまったらしい。
そこで、天井から下がっている照明器具の傘をはずして、二センチほどになっている紐を、手で引っ張ってつけたり消したりすることにした。これらのいずれの作業も、機械に弱い私には大変なおおごことで、冷や汗がでるほど苦労した。それでも一応照明の役は果たしているので、ま、いいかとケロリとしていた。


ところがところが、昨日、指で引っ張っていた根元の二センチ残っていたひもが、完全に切れてしまったのだ。昨日は、結局一本のスタンドだけの薄暗い中で辛抱した。今日(6日)なんとかしなくてはと思っていたのに忘れてしまって、また暗いままである。他の部屋は問題ないのだが、寝室はテレビを見たり、一番くつろいでいる部屋になっているので、不自由なことこの上ない。
明日はなんとかしよう。


なぜ電気やさんに来てもらって直さないか、と疑問に思う方がいると思うのだけど、まったくその通りである。でも理由がある。「猫の家犬の庭」の我が家の状態を考えると、知らない人に入られるのが苦痛なのである。まったく、とんでもない家になってしまっている我が家である。・・・とはいえ、そう深刻に思ってるわけではないですけどね。ま、こんな暮らし、生き方もあるってことです。