風邪の通信 その後

病院で血液検査、レントゲン撮影ほかいろいろ検査をすることになった。たいした病名はつくことはなかったが、血液検査のナンタラいうものの数値がかなり低いということで点滴まで受けることになった。
今日で何回目になるかな、点滴って効き目が即効。熱もあがらなくなったし食べても吐き気がおこることはなくなったし、こんな夜更かしをしても平気になった。


原因はストレスと疲労だそうだが、父親の介護が二十年に及び(毎日ではなかったけれども、気難しい人でしたからねぇ)、夫の介護は最初の脳梗塞から数えると19年になる。そして猫や犬を捨てていかれる暮らしがもう三十年にもなる。それにまつわる、悩み苦しみ・・・ドッカぁとここらで積もり積もった心身の疲労が爆発しても不思議じゃないってところでしょう。ま、でも、肝心のところが抜けてる私だからこんなもんで済んだ。
・・・と妙に感心している病後である。


でも高齢になると高熱はでない、と常識のように言われるけれど例外のあるということですね。9度6分出ましたからね。それでもひたちなかまでの仕事には行ったし、うちの猫や犬たちはもちろん、森の四箇所にある森の猫の食卓に朝夕ちゃんと食事を運んだ。とにかく、日中は一度も布団に寝なかった。夫を自分の病気療養のために施設に預けることはしなかったのだ。もっとも立っているのも辛い毎日だったので、大分ぐったりはしておりました。
そしてこの間、白血病と診断されたチャパが旅立って逝ったのだが、この悲哀からは今も抜けていない。


明日からは仕事にもかかろう。しっかりしなくてはいけない。