秋雨

9月に餌場から連れてきたミーコ。雨が強く降る夜中じゅう、泣いて泣いて。餌場の仲間を心配し会いたがっているのかなぁ・・・。存在の意味においてこの世に弱いものなどいない。でも人間の作った制度の中に、主張も出来ず、望みは無視され、欺瞞の花園の毒に侵されていくばかりのものたちがいる。


こんな感傷めいた言い方をしては尚更傷が深くなりそうだが、動物、認知症も含めての高齢者、病の人たち、自分を守れない立場にある存在は、守るべき側(国、行政、病院など)から殆ど成り行き任せにされているのみならず、虐待に近い扱いを耐えている場合が多い・・・と眠れぬ夜の悲しみと憤りの実感。