三重県亀山市の猫駆除問題で

今日は朝から鈴鹿保健所に電話をかけたがずうっとお話中だった。どうしたらいいだろうと考えて、新聞社に建設的な記事を書いてもらえないかと、ある新聞社の方と長時間お話をする。

誠実な受け応えをして下さりずいぶん救われた。地元の住民の方の意見に、全面的に寄った理解しかしてもらえないかもしれないと緊張していたのだ。


私は、三点を軸にお話をした。
一点目は、国際社会の中で、動物問題においては日本は随分遅れており(福島の置き去り見捨て動物の問題しかり)、今回の亀山の二か月に及ぶ猫捕獲計画ということは、市の猫を根こそぎ殺処分にもっていこうとしているということで、これは単なる一地方の問題で終わらず、日本の信頼をより低下させることになる、ということ。

二点目は、こどもの人間としての成長の過程で、身近な愛すべき猫が全滅させられていく事実をまじかに体験し、どのような影響に至るでしょうか、ということ。

三点目は、熊本の殺処分ゼロ!の取り組みをお話し、まだわずかだけども、社会、時代はまぎれもなく殺さない方向、共生の方向に向いている。それを逆行させていいのでしょうか、ということ。

以上の三点を軸にしてお話したのですが、長時間真剣に聞いてくださり、私は希望を持ちました。
あとはひたすら祈りたいです。