早稲田大学、斉藤投手の言葉

わざわざこんなことを書いては、ただのケチをつける行為、あるいはひがみのようだと我ながら思わなくもないが・・・・・。

早稲田が慶応に勝った後のインタビューで、斉藤投手は、「ぼくは何か持ってると言われ続けてきたが・・・仲間を持っていることに気づいた」という意味のことを言われた。この時は何の抵抗も感じず祝福の気持ちさえわいていたのだが、後の記者会見で同じことを言われ、またマスコミがこの言葉をもって彼をよりヒーロー扱いにしていく流れが見えていくに従い、私の内にひねくれ根性がしのびこんできた。

『今後野球界(スポーツ界)は、こんなこぎれいなことをいう選手がもてはやされていくようになるのだろうか。やれやれ、ますますスケールの小さなつまらん世界になるなぁ。・・・彼はこんな発言に寄っていては、投手としての成功どころか深い躓きに合う気がするな・・・小器用でこぎれいな選手で終わってしまう躓きに・・・』。