てっぱんとケイゾク

■てっぱん
今朝(6日)のてっぱんに、主人公が母親に反発してその場を去る後姿を見せるシーンがあった。いかにも肩肘張った腰をきゅうっきゅっと左右に振る歩き方を見て、何日か前に、主人公の祖母になるべっちゃが、主人公の吹くトランペットを聴いて家に帰る後姿と同じ歩き方だと思った。細部にまで演出の意識が行き届いているなぁと感心した。


ケイゾク
昼間の再放送ドラマはテレビ朝日と決めていたのだが、今週の月曜日にテレビをつけたらたまたまTBSになっていて、そのままそこでやっていたドラマを観たのだった。それがケイゾクというのだった。
中谷美紀がおかしな天才刑事になって、迷宮入りになりかけていた事件の真相を次々解明していくのだが、謎解きだけでなく、各刑事、特に渡部篤郎の内部に重いものがあるのを並行して視聴者に窺がわせて、ホラーに近い不気味さを感じさせている。
ホラーは嫌いなんだけど・・・・・とにかく面白くて毎日1時55分が楽しみになっている。
”心の闇”なんぞという薄っぺらな大っ嫌いなセリフを誰も吐かないのが本物だぁ。

以前にやっぱりたまたま観て、やたら面白かった流星の絆もTBSじゃなかったかな。