村木厚子さんの無罪判決 鈴木宗男さんの実刑

今更ですが、気になったニュースについて。

村木厚子さんの無罪判決
無罪判決、本当によかったですね。罪ありとされた最中、大変な恐怖と無念でしたでしょう。検察の取り調べで、証人が白を黒と”いわされた””そういうしかないようにされていった”事実には鳥肌が立つよりもっと恐ろしい感覚がさし込んできます。当事者となった村木さんは、どんなに恐ろしかったでしょう。ほんとに無罪と当然のことになられてよかった!!!


たびたびこのような表現をしますが、私は日常の中の団体、組織、グループなどのなかでも、こういうことは日常的に存在していると実感します。こういうやり方で生き残る人に睨まれたら、翼という命を奪われます。・・・でも翼ははえてくる。より強く白くなって。そう信じます。


鈴木宗男さんの実刑
最高裁が鈴木さんの控訴を却下して収監が決まったというニュースを聞いたとき、「え!」と声を出してしまいました。
鈴木さんが大変なバッシングを受け、疑惑の総合商社とまで言われていた時から、私は直感的に、この人は腹黒い人ではない、と感じていました。むしろ腹黒い人から、本当は自民党の権力者の多くが問われるべき罪を、ひとりに背負わされている感じがする、と思っていました。

鈴木さんは、地域の人々のために政治家としてやれることを無私にやりとげようとされた、でも純粋ということはパワーは無限大になりますから、それを恐れられたり歪曲されたりしたのではないか、という直感がびんびんはたらいたのです。
もしかしたらエネルギーを出し惜しみしないことで、政治家の殆どがやっている実際は違法のことを、それは政治家として普通のことと確信したままやってしまわれたのかもしれないとも思いました。この場合は、違法は違法ですから罪となるのでしょうが、ずるくて弱虫の政治家とは違うはずで、だけど、こうした純粋に突き進むタイプは、どこかいい気になりがちなので、その足をすくわれた、と思いました。
ずるい奴らは、自分の利益や保身のためには何の痛みもなく、ノーテンキに無私で働きルンルンしている人間を踏みつぶします。またそういう人間を的にする嗅覚がきく。彼らにねらわれたらたいての個人は手も足も出なくやられます。

相撲協会の賭博ややくざさんたちとの付き合いの罪が、今特定の力士になにもかもしょいこませて排除してるのと近い匂いです。
ずるくて弱虫の大人の世界はみんなこういうことを繰り返していく。マスコミがその先頭を切っている感すらありますから大変です。


鈴木さん、いい気になっていたときのあなたはいかにもいやなやつに見えましたからね〜、だからってひどい目にあい過ぎです。そしてついに収監とは・・・本当に無念でしょう。
あなたは作られた罪であるにしろそれに服して、また選挙に立たれるにはかなりの時間がかるでしょうが、私がそのときまだ生きていたら一票を約束します。健康に気をつけてください。