クワバラクワバラ

こども頃、雷が鳴ると、祖母たちが日常的に言っていた「クワバラクワバラ」。
どういうところから出て、どういう意味のある言葉(まじない)なのだろう。
ここのところ夕方になると、「クワバラクワバラ」の連呼。それでも一向に効かず被害甚大です。

被害その1:ママシロが雷に怯えて柵を乗り越え、首をつった状態になっていたことはここでも書いたが、そのあとが大変であった。ママシロは柵の一部を破壊しており、その破片で、お隣のお嬢さんのHなちゃんの車を傷つけてしまったのだ。
昨日の夜、奥さんが見えてその話をされるまでまったく気付かなかった。
恐縮しまくって、すぐに修理をするよう、私がいつも頼りにしている自動車修理工場に電話すると、代車も出せるしすぐに引き受けますよということで、そのことを伝えた。すると、Hなちゃんは、「修理はいいです。これから犬がこっちにこないよう柵をしっかりしておいていただければいいので」と言われる。

ますます恐縮してしまった。日ごろ自分では犬たちの管理をしているつもりだったのだが、たくさんいて毎日のことなので、私の感覚は、普通の常識観からみると相当ゆるくなっているんだ。

今後は柵はもちろん修正するが、雷が鳴ったら、ママシロは家に入れようと思う。プチもフィラリア症に罹っているので家のなかに入れる。するとプンにニニにミナミサンに大きなリーまでが「入れて入れて」と騒ぐのだが、どこかで線をきっぱりひかないとやっていけないのでここは心を鬼にする。もともと鬼の部分大だが・・・。


被害その2:昨日の雷雨で一階の茶の間兼寝室兼書斎兼に雨漏りが・・・。大雨の時は二階の窓をしめておかなくては早晩こうなると気になってはいたのだが、二階は森の猫たちの避難場所にしているのでいつも開けっ放しである。そしてとうとう昨日の物ぐるったような激しい雨で、ギリギリ大丈夫だった箇所が堰を切ったのだろう、食卓と机を兼ねているテーブルの上にボタボタと雨が注いできたという次第。ヤレヤレ。


被害その3:昨夕からそういうわけで、ママシロとプチを玄関の内につないでいたのだが、大雨の中遠くの森の猫にごはんをくばりに行って帰ってみると、玄関にプチがいない。末っ子猫のアバちゃんが犬の近くに行っては唸られていたから、もしやよからぬことになってはいないかと、さっと緊張して急いで部屋に入ったら、やっぱりよからぬことが起こっていた!

プチがゆうゆうと部屋の敷物の真中でおしっこをしていた!!! フィラリア症の犬のおしっこは黄色くて濃くて匂いもより独特だ。
思わず、「ゲゲゲッゲッゲ!」。プチはその私にのうのうと気持ち良さそうな笑顔を見せた。ウーム。


被害その4:雷が鳴り始めた時、ママシロが暴れたのはお隣りの側に柵に対してだけではなく、家側にも対していた。網戸に穴をあけられてしまったのだ。我が家はエアコンを使わないので(もとい、壊れて、しかも修理費をけちって修理していなにので使えない、が正しい・・・ちなみに壊したのも犬たちだ)、窓は必然的に開けておく。でも部屋には小さなアバちゃんがいるので、網戸で落下を防がなければならない。下は犬がゴロゴロいる。仕方がないので、今日の網戸は、ガムテープでベタベタになったものになった。ムムム。


他にも被害6ぐらいまであった気がするが忘れた。
今後私が熱中症になって被害:最期ということにならないよう祈りたい。ナム・・・。