龍馬伝「海軍を作ろう!」

武市半平太大森南朋)に命じられて、岡田以蔵佐藤健)が勝麟太郎武田鉄矢)を殺しに出かける。偽名を使って勝のそばに行った以蔵は、そこに大阪から来ていた龍馬(福山雅治)がいるのに驚き、あわてて顔を隠し作り声をして去ろうとするが、龍馬は気づき、「なんや以蔵やないか」と懐しがり抱きつく。龍馬は以蔵が勝を斬りにきたのを察知していた。勝は龍馬の気持ちも気づいており、その上で以蔵を近くに寄せ、地球儀を見せて、日本の存在を教える。
「うえーっ! 日本はこがいに小さいんか!!!」と昔の素直な頃に戻ったように目を丸くして驚きの声をあげる以蔵。輝いた表情。


私はこの場面が大好きだった。そして半平太に半平太の進んでいる道がいかに愚かであるか教えなければ、という龍馬に、「教えてもだめだ。人間は肌で感じてわかる時がこなくてはしょせんわからない」と勝が言うのだが、ここも大好きだった。まっことその通りだと、かねがね自分を省みて深く思っている。


だが、人間の多くは、その時がきた時、すで遅し、となることも。哀しいが本当にそうだ。でも、それでも、肌で知っていく真実に目をつぶってはいけない。

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勝塾で、たくさんの門下生の若者が、英語の勉強にせいを出している。なかに要潤(龍馬と一緒に脱藩した)がいた。要潤だとすぐにわからなかった。メークのせいだと思うのだがどこをどうしてあのようにこれまでのイメージとまるっきり違って見えるのだろう。眉かな?