菅家さん、完全無罪

よかったですね、と軽軽しく言えることではない。長い間「殺人者」にされ、「殺人者」として生きなければならなかったのだ。こんなむごいことがあるだろうか。
それでもやはり言いたい。「おめでとうございます! 菅家さん!!!」

そして、菅家さんを支援しつづけてこられた皆様に、心から敬意を表します。


裁判官三人が頭を深く下げて謝罪されたという。
そのことを、菅家さんは、「感動しました」と言われていた。なんと人のよい方なんだろう、こういう人こそ冤罪をおしつけられて、おしつけた方は何の良心も痛まないのだろう。いじめの構造と同じだ。いじめる側は、いじめるに適する、と自分が感受すると、その人間を残酷にいじめて平然としている。それに群れていく人がいる。

ひいてはこうした構造は、現在の社会に充満している。本当にこういう社会になってしまっている。