宮内庁の記者会見=愛子さんのプチ登校拒否

夕方のニュースで、宮内庁が記者会見をして、皇太子の長女愛子さんが通う学校で、乱暴な行動をする児童がおり、その影響で愛子さんが学校に行くことに不安になっている、ということを発表されたと報じていた。
最初、愛子さんが複数の児童の悪意の標的になっているということかと思ったが、ニュースを終わりまで聞くと、乱暴な児童たちは、別に誰かを標的にしていじめのような言葉を浴びせたり行動をしているのではなく、廊下を走ったり、物を投げたり、大声を出したりしていて、その行為を愛子さんが怖いと思っているのだと理解ができた。

詳細や深いところまではわからないが、こうした行為だけのことで、記者会見をして『乱暴な児童』と決め付けていることに、私は危惧を覚えた。
この児童たちの行為を、愛子さんが怖いと思い、学校に行くのがいやになっているとしたら、それはかわいそうでお気の毒に思うが、記者会見をして『乱暴な児童』と決め付けられた児童はどうなるのだ、その子たちへの影響はもっと深刻なものにならないか、と案じるからだ。

報道だけでは本当のことはわからないのだが、私は、三年生の男児が複数で廊下を駆け、物を投げあい、大声を出す、という行為をそんなに問題にするべきことか、と思う。
このくらいの年齢の時代、男児に限らず、誰かの気をひきたいと思うと、わざとふざけたり、乱暴に思える行動をとることはよくあることで、しかもたいてい短期でおさまるものだ、と思うのだ。
それらはその場で、教師が注意や指導をする範疇のことではないのか。
ああいう記者会見まですると、その児童たちが『特別な行為をした子』と実際以上のレッテルをはられることにならないか。そうする必要があったほどひどい行為だったのか。

そしてこうやって愛子さんを守ることが、愛子さんのためになるのか。

何かとてもみんなに不幸な事態に流れていかなければいいが、と案じられてならない。
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※何時間か経って
たった今、ネットのニュースで見たのだが、学習院の記者会見もあったとか
それによると、学習院側は、宮内庁に謝罪したとか。フーム(なぜ謝る?)。・・・こどもの人権に関して、公正に公正に切願しますヨ。(皇族の娘さんもやんちゃな一般家庭の息子さんも同じに守られなければ)