民主党政権と小沢幹事長に?????

新政権に対して、これでいいのかなぁと疑問に思うことがあっても、『変わる、ということはこういうことなんだろうか、いちいち裁定的な視線を向けるのは私自身がこれまでの社会に慣れてしまっている、ということなんだろうか』と自分も制していたのだが、首相の何事も先送りする方針というのか体質というのかが、日々軟弱だなぁとシラケル気持ちが強くなってきている。記者に対する言葉をテレビで観ていると、ひとりよがりともいい気なもんだ、とも思う。時にはケッとする気持ちさえおきてくる。


そしてこのほどの、小沢幹事長の言動にはすっかりはっきり失望してしまった。中国への団体旅行にはこちらの理解力がないのかもしれないが、厳然と懐疑的になってしまったし、天皇の会見をめぐっての発言には憤りさえ覚えてしまった。言わずもがなだが、私は天皇や制度に対して割合冷静な方で、この憤りは、天皇だから、ということではないのだが、とにかく、小沢幹事長という人は、自分の目的のためには人間の尊厳などなんとも思っていない人だと感じてしまったのだ。
宮内庁長官が、ご自分の立場と責任において、相手が誰であれ、疑問に思うことがあれば、明確に反論や拒否をされることがあっても当然ではないか。これは宮内庁長官でなくても、みんな、他者に従えないことがあったらそう言うだろう。特に責任ある立場にいたら。


私は羽毛田長官の言葉は、羽毛田長官がご自分が背負われている責任において、懸命に筋を通そうとされている言葉に聞こえた。
それを、小沢幹事長は、「ナントカという人間が・・・・・」と言ったり、「辞めてから言うべき」と言われていた。そのことに本当に驚いた。なんと非礼な人だろう、自分の意にそわなければ、敬意も尊厳もへったくれもない、という態度だ、と。自慢じゃないが私は憲法について無知だが、こんな人に憲法についての説教などされたくないワィ。手前勝手な解釈にしか聞こえなかったゾ。
なぜ、人間なら誰しもその人その人の立場と責任があることを、一度懐に受け止め、自分の果たしたいことをひたむきに話し合いができないのか。


思えばそこらじゅうに自分の目的が叶わなかったら、何が何でも相手を圧しようとする人はいるが、それにしても・・・・・?????と失望でいっぱいだ。
私、現政権を支持しません。といって前政権がよかった、とは思っておりませんが。