相棒 再放送 還流ー密室の混迷

感想はまずいながら本放送の時に書いたので今回は書かないが、やっぱり面白かった。
貧しい国食料支援をしても、本当に食料の必要な人々やこどもたちには届かず、軍部や政府のエライ奴らを太らすだけだ、というのは人間の殆どが知っていることだが、このドラマはそうした背景をわかりやすくつきつけている。(奇麗事には目をつぶりまして)


夫は認知症がすすむにつれて集中力が衰え、テレビなどもすぐに飽きるのだが、熱心に観ていた。
「わかる?」
「うん」
「昔ね、さいたまにいた頃、アフリカで飢えて死にそうなこどもたちにお米を送る活動をしていた人たちがいて、私も毎月送ったのよ。でもそのお米は、腐った役人たちがむさぼるだけだったらしい。こういうことが営々とつづいているんだね」
「そうだよ」

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明日は還流の完結編が放送になるかな。