土下座

選挙戦さなかの報道で目をそむけたシーンは、有権者に土下座して「私に一票をおねがいします!」と言っている候補者の姿だった。政治家になって人々のために働く、という人の姿には見えず、なにかに魂を売り渡している人のように見えた。
あるラジオ番組で、「政治家が有権者に土下座するのは間違っている、有権者が政治家に土下座して”お願いします”と言うのが筋だ」という意味のことを言っている人がいたが、これは意味がさっぱりわからなかった。やっぱりなんかおかしい感覚だ。


生き物や自然に、「共生だとか共存だとか言って、みんなを私物化している人間のこと、ごめんなさい!」と土下座したい。息子にもそうかな。「親として不適格で情けなくてごめんなさい」。
何人かの友人にも、「恩返しができなくてごめんなさい」。

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友人といえば、昨夜、何かと支えてもらっているR子さんの夢をみた。仕事をもちながら難病のご主人を自宅介護されている人だ。彼女は普段は自然派でメークもあまりしていない人なのだが、夢のなかでモデルのように綺麗にお化粧をされ誰かをさがすようにあたりを見ておられた。目覚めた後もその夢が気になってならない。