2009年夏の終わりの選挙が終わり・・・砂のなかから宝石の輝きを思わせる女性たち

政権交代は望んでいたが民主党は信用できないと思っていた。薄っぺらくも感じていた。だから選挙の投票には行ったがひどく怠惰であった。


一夜明けた今、当選した女性たちの戦いぶりやインタビューが放送されているのを観ていて、しだいに背中が伸びてくるのを感じている。怠惰に埋もれかけていた手を思いっきり引っ張られた感覚。
かって感じたことのない女性たちの済んだ笑顔と凛としたでも穏やかな人間味あふれる言葉。まるでごみにあふれた砂浜の砂のなかに輝いている宝石のように感じた。


世の中変わるかもしれない。もし変わらないとしたら、怠惰という砂に埋もれる自分の責任だ。
天の采配をも感じさせた2009年夏の終わりの選挙。私も生きることを自分に問い直そうと思う。


元首相の福田さんが、ぎりぎりの土壇場で当選が決まって、こみ上げる感情をじいっと抑え、それでも目をうるませながら、「反省しなきゃいけないことが多くある」と真摯に答えておられた。以前よく感じた高みに立ったはぐらかしの印象はまったくなかった。『福田さんは、自分たち長期政権の罪をじいっと見つめようとされているんだな』と感じた。
こうしたことも、世の中が変わっていくことの予兆のように感じ胸が熱くなった。
国民私たちも、自分の罪をしれ〜となきことにせず生きよう。