車の鍵を紛失

一昨日、病院から帰って、鍵はいつもの通り玄関の引き出しに入れていたつもりだった。
昨日、ケアマネージャーさんが介護ベッドの件で来て下さり、用件が終わってから近所の蕎麦屋さんで一緒に食事をした。この時は彼女の車に同乗させていただいた。


食事が終わり、家まで送ってもらった後、私はゴミを隣りの市の処理場に持っていきそのまま病院に向うはずだった。ゴミは夫の退院の前に家の内外を整理し山ほど出たもので、既に車の脇に積んであとは車にのせるだけとなっていた。


ところが鍵がないのである。昨日着ていた衣服のポケットにもない。病院から持って帰った夫の洗濯物の袋にでも入っているかと思ったがそこにもない。考えられる全部の場所を探したがない。刻々と時間は過ぎるのに、ゴミ処理場にも病院にも行けない状態になってしまった。こんな焦りまくったことは近年ない。


考えられるのは、夕べ車から降りて家に入るまでに落とした、ということだ。でも外もさがしたがなかった。
多分、今頃カラスのお宝になっているのだろう。・・・・・そう思って諦めたのだが、スペアキーがないのでことは深刻である。24日は病院で最後の面談もあるし、25日は夫を迎えに行かなくてはならない。ペットフードの買出しには自転車は無理だ。なにしろ犬や猫の数が多いので荷物を運ぶには車がなくてはならない。


合わす顔がない思いで、いつもお世話になっている自動車修理工場のKさんに電話をする。落ち込みと疲労とまたKさんにご迷惑をかける、という申し訳なさで声も出ないほどになってしまった。
Kさんの指示で保険会社に電話をし、鍵をあけに来てもらう。あっという間に開いたのでびっくり。鍵開け人が、「ぼくはプロですからね。女性の心もあっという間に開けてみせますよ」と言われたことにも私は大真面目に「えー! すごいですねー!」と驚愕してしまった。鍵開け人は、私のマジっぷりに困って、「ジョーダンですよぉ」と言って帰られた。


今朝はKさんが鍵の合鍵を作るために、ドアを取りに来てくださり、代車の用意もしてくださることになっている。本当に助かった。が自分のだらしなさに落ち込んでしまい地球から消えてしまいたい心境である。
これから胃ろうをつけた夫の自宅介護が始まるのだが、こんなテイタラクで大丈夫だろうか・・・。