外出

23日は病院の電気系統の点検で朝から午後5時まで停電。テレビはもちろん観られないし、トイレも一部をのぞいて使用ができないとか。それで患者さんの多くは自宅に帰られたり、外出をされるという。前日、食堂でそういう話を皆さんから聞いている最中、『うちも外出できるかな!? 家に帰ってみよう!』とひらめく。
早速朝8時半から夕方5時までの外出を看護師さんに申し出る。と、「朝からだと疲れるかもしれないので、午後3時間ぐらいの外出にしてはどうでしょう」とのこと。それでももちろんいいです、いいです! 


先生から許可が出て、昨日23日は、夫を久しぶりに車に乗せてドライブ。自宅までは時間的に無理なので、大きなスーパーマーケットでぶらぶら。夫の反応はgood♪ 無表情さが消えて物珍しいものを見るって活気が。帰りはガソリンスタンドで給油。普通の日常的なひとときを味あえてなんとなく安心感のようなものが見えた気がする。


この日はもうひとつ夫にとっていい感じのことがあったのだった。外出する前、排便をしている風の臭いが漏れていたので、看護師さんが使えるトイレまで連れて行って下さり、何ヶ月ぶりかのトイレで排便をしたのだ。今年の1月21日に誤嚥性肺炎で入院して以来排泄はオムツで、ということがフツーになっていたのだ。
この日、夫はしばらくトイレに座り、思う存分排便ができた。看護師さんが、「一日に一回はこうしてトイレを使っていくといいかもしれないですね〜」と言ってくださる。本人はポーカーフェイスだったが爽快だったのではないかな。


というとてもいい一日だった。よかったよかった。

これから病院へ。