長期にわたる介護と経済の困窮

介護が長期にわたると、経済的な困窮をきたすこともあります。そしてそのことこそ、介護者から生きる力を奪うことになるのではないかと、私は身をもって感じています。介護の大変さ、睡眠不足、孤独感などは確かに言いようのない苦しさです。でも、お金の不安や困窮がなければ、それらは耐えられるものだし、お金で解決できる場合があります。


ですが、来る日も来る日も介護が続き、そこに入院費用の負担などが毎月毎月続き、暮らしに困窮を覚えるようになった時・・・・・その時こそ介護者は生きる力を奪われるという気がしてなりません。
清水由貴子さんがそうだったというのではありません。自殺をしたり、要介護者を殺してしまった人の多くは、介護そのものの苦しさに加えて、お金の苦労に苦しめられていたのではないか、それが現実ではないのか、と思えてならないのです。
私自身もそうだからそう思うのです。

国は、長期にわたる介護者の救済を、この経済の救済も視野に入れてほしいと切に願います。



のんびるブログにも、この視点の記事を書いています。読んでみてください。
http://secondleague.net/user/001/001/2115.html