ついに胃ろう造設 & 確定申告

胃ろう造設をすることは決まっていたのだが、いつになるか分からなかった。昨日、「明日やります」と看護師さんに言われた。最初から付き添っていたいと思ったが、時間が定かでなかったことと、確定申告をしていないことを思い出して、『大変だ! 15日が日曜日だから、最終日は13ではないか!』と大あわてになった。(行ってみて、16日まで受け付けているとわかったが)


とにかくたいした仕事をしていないから、申告内容はシンプルなのだが、それでも昨年一年の医療費の領収書をまとめるだけでも、こうした事務作業の苦手な(たいていのことが苦手だが)私には大変だ。領収書を入れてある引き出しごとかかえて病院に駆けつけたら、夫のベッドがなく、もう手術室に入っているらしい。
ジタバタしても仕方がないので、病室で、引き出しの中のものをそろえ、計算機でシコシコ計算する。そうしているうちに夫が戻ってきた。顔色がよく表情も穏やかだったのでホッとした。


そのまま申告の準備をして終わったら正午になっている。「申告して、また戻って来ますからね」と夫に言って役場に行く。
受付に名前を記入していたら、受付の男性の職員さんが、「あ、○○さんですか、昨年の5月頃に電話を受けた○○です」と言われた。とっさに税務課に電話したことがあったことを思い出せず、???であったが、電話で対応された人が10ヶ月前のことをよく覚えておられるということは、相当強烈なモンクの電話をしたに違いない、と思い、「その節は失礼しました」と言いつくろった。


順番を待ってる間に、一生懸命考えて、思い出した。そうです、クレイマーしました。もちろん理由はあったわけですが。でも、ま、終わったことは仕方ない。申告が終わって帰る時は、丁寧に礼をして失礼した。


そうしてまた病院に戻ったら、麻酔がきれて苦痛があるのだろう、夫は落ち着かなかった。夜には38度の熱も出てきた。不安そうでかわいそうだったが、病院の鍵をかけるということだったので家に帰った。


前に検索した胃ろうを造設した人のブログで、大変な苦痛だったことが書かれていたのを読んだことがあって、それが頭にこびりついているのだが、今夜は、今後のよい階段に上る一段、と考える。