太田総理の証人喚問より

昨夜、日テレで、2008年世間を騒がせた21人を徹底追及SPという番組があると知って、フジテレビ放送の全日本フィギュア選手権とどちらを観るか迷ったが、結局チャンネルを交互に変えながら観た。で、どちらもお目当ての場面を見逃した。


太田総理の方のお目当ては、堀江貴文さんであった。この人の生の声を聞きたいと思っていたのだった。でも観れなかった。ほんとに残念だった。


観た中で、胸に残ったのは、ロス事件の三浦さんの友人という人だった。
テリー伊藤さんが、「彼はかずみさんを殺したと思いますか」と訊かれた。それに対して、この友人という人は、「やってない。ぼくは信じる」というような言葉で答えられた。でもほんの一瞬の隙間が見え、そこに、「殺したかもしれない」というひそかな思いが立ち昇ったのを感じた。


私もそうだが、三浦さんがかずみさんを殺したのに違いない、と国民の殆どが思っていると思う。
この番組に出られた三浦さんの友人は、そうしたことを全部わかっていて、そういう中、「ぼくは信じる」と言い切られた。たとえ一瞬立ち昇った別の思いがあったとしても、この人が友の三浦さんを悼む思いの強さに胸打たれた。


三浦和義という人は、世間の人々の多くが、法には触れないが自分と同じ罪を犯しまくってシレ〜と生きていることを突きつけてきた人なのかもしれない。