今日の雑感

筑紫哲也さん死去
時代そのものがこの人の死を惜しんでいるだろう。
ご冥福を心から祈ります。


■昨日(6日)はある会議があって朝から都心まで出る。帰りは早かったので、夫の入院先に寄ろうかと思ったが、疲労が激しくパス。


帰りの電車では眠り込んでしまって、ふと目が覚め、ぼんやりした視界の中の駅が、どうも見覚えがある。???と思うと同時に降りるべき駅だとわかる。「あ!」とおお慌てで立ち上がったが遅し。電車は次の駅へ。
山手線などとわけが違うから、乗り越した後に戻って来た時には膨大な時間のロス。その分疲労感もどっと倍加。もおおおっ、いや!!!


会議は私個人にとっては、最大の問題点の在り処を把握できたと思ったのでよかったと思っている。
何よりも、自分の「分」を再認識できた。それに従って誠実に取り組みたいとも。


■今日(7日)は正午前に病院に行く。朝、夫の兄から電話があり、「嚥下障害があるからと言って、いつまでも点滴をして放置していたら、本当に食べる意欲をなくして衰弱をする。そうやってまだ自力で動ける人をだめにしてしまうことがある」と。
この兄の言ったことは、私自身が毎日夫の様子を見ている中で、直感的に感じていたことなので不安が高じてきた。衝動的に不安を高まらせてはろくなことはない、と理性では思いつつひどく落ち込んでしまった。


それで夕方まで重い気分のまま夫に付き添っていたのだが、意識して少し距離をとって考えてみるに、夫の暗い膠着した今の姿は、看護師さんや私が気に入らないとか、病院そのものへの不信とかにとらわれている、ということではなく(そういう部分もあるかもしれないが)、夫自身の「思考や生き方の傾向」が現れているに過ぎないのではないか、とも思えることに気づいた。


この気づいたつもりのものって、この永遠に続きそうな重さに耐えかねての逃げの思考かなぁ。・・・あぁあ、「宿命」ってやつにイジメラレテいる気分。ほんとに疲れているんだよー。


■普段見ない戸棚を開けて探し物をしていたら、大分前に継母にもらった(多分。購入した覚えはないので)、お米と熱湯を入れておけば粥ができるポットのようなものが出てきた。
それに玄米と熱湯を入れてしばらくしてあけたら、サラサラの玄米粥ができていた。


それを口に入れる気になって少しだが食べた。すると食欲らしいものが出てきて、ほうれん草をいためたり、卵を焼いて食べることができた。
フ〜〜〜、命拾いをした感じ。


がんばらねばな〜〜〜。この孤独感に負けるわけにはいかない。


■再来年のNHK大河ドラマの発表があったらしい。ネットで見ると、坂本竜馬らしい。竜馬を福山雅治さんが演じられるとか。他の出演者も魅力的で面白そう。でも二年後でしょ? 私、生きて観られるかなぁ。ナアンチャッテ、最後にやっておかなくてはならぬと思ってることもあるし、ほんとに頑張らねば。