熱湯で入浴させられた施設入所者

たった今、テレビの報道で。
憤怒と悲しみと痛ましさで息がとまりそうだ。

だが私たちは、事件の当事者を責めることを正当としてはいけない、と思う。
施設、病院の現場は、圧倒的に人手不足だ。今回のことも、人手さえあれば、しっかりとお湯の温度をはかり、おしゃべりしながらそばについてあげていられただろう。
政府、行政に伏して伏して言いたい。人手不足と賃金の低さを是正して、従事者の技術と意識を高め、施設や病院での高齢者が安心していられるようにして下さい。実態は哀しいことが多いですよ。


残念だが、こういう酷いむごたらしいことが起きることが予測できると、言いたくなる状況を、私も実感することがあった。夫は入所をしているわけではないが、これまで多くの施設に通ったし、いろいろな経験してきた。病院も多く知っている。その中にほんの一人でも浅慮や狡さを持った人がいると、施設、病院の介護全体の雰囲気が、思いやりのない体制になってしまうことも。


不備の多くは、人手不足と賃金の低さを是正すれば解決する思います。今のままでは、後期高齢者ナントカ制度といい、介護の現場といい、病や認知症をもった高齢者の生きる場はありませんよ。それでいいのですか。

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あまりの痛ましさ、ショックで何を言ってるのか自分でわからなくなってきた。気の毒すぎる。懸命に生きて、年をとってこんなめにあうなど・・・ほんとうに気の毒すぎる。なんとかして。

この信じられない目にあわされ亡くなられた方を心から悼みます。どうかもう二度と恐ろしい苦痛に合わない安らぎのなかで眠られますように・・・。